「スピリチュアル」で人生を棒に振る中高年
こんにちは!「陰陽師被害ドットコム」ブログ更新です。
専門的ではない被害者目線で「偽陰陽師」や「インチキ・スピリチュアル・カウンセラー」の情報をお伝えしていきたいと思います。
担当はサトウになります。
どうぞよろしくお願いいたします。
突然、手をかざしてブツブツと…
会社経営にさえかかわる失敗もある
中高年になれば、家族や仕事など“背負うもの”も大きくなる。そして、スピリチュアルにハマった結果、それを失ってしまった人もいる。
60代に入った会社経営者のSさん(男性)は、長年付き合っていた代理業者との契約を突然打ち切った。それ自体はよくある話だが、打ち切られた側には不思議な“違和感”があった。その打ち切られた代理業者の担当者が言う。
「契約を打ち切るとき、『本当にごめんなさい。あなたたちは何も悪くないんです』としきりに言われました。『お世話になっている方にお願いしなければならず…』と繰り返すのみで、結局なぜ契約を他に変えたのかよくわかりませんでした」
その後、Sさんは代理業者のところをよく訪れた。すでに契約を打ち切っているのにもかかわらず、である。その代理業者に対しては、悪い評価をしているとか、嫌悪しているという雰囲気は見られなかった。
そしてある日、些細な出来事を機に契約打ち切りの“真相”がわかった。
「Sさんがフラッと会社に訪れた日、世間話で『肩こりがどうしようもなくて』と話したんです。すると、『ちょっといい?』と言われて、肩に手を当て、何かブツブツ言ったんですね。しばらくして『これで大丈夫だと思う!』と……。一瞬ワケがわからなかったのですが、その後、周囲の人に話を聞いてピンときました」
どうやら、Sさんはあるオカルト思想にハマり、毎日その集会に通っているようだった。ちょうど1年前に妻が亡くなり、同時期に通い始めた。そして、集会で知り合った人に代理業者を任せることとなった。
「問題はその後です。私たちはSさんの代理業者として長くやっていたので、知り合いのお客様がたくさんいます。そのお客様たちが『新しい代理業者はどうなってるの!?』と怒ってきました。何人も、です。私はもう関われないのですが、相当管理がひどいようで……。結局、Sさんの会社もそこから経営が危うくなっていると聞きます」
何を信じるかは本人の自由だが、こういった例はどう考えても悲惨である。
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スタッフの感想
今回は「ダイヤモンド オンライン」の実例を取り上げました。
オカルト思想の団体に所属して、ほぼマインドコントロールを受けてしまった方の実例です。最近、世の中が不安な分、何かに依存して安心したい気持ちから、オカルト集団やインチキ占いなどに関わってしまい、被害に遭われる方が急増しています。マインドコントロールが掛かってしまうと、相手の指示通りにすることで助かったり上手くいったりすると信じてしまいますので手が付けられません。高額な支払いが出来る方だけではありませんので、本当に気を付けてくださいね!
「陰陽師被害ドットコム」では、世の中にこれ以上の被害者を出さない為にも、色々な事案を取り上げて行きます。
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