スピリチュアル系図鑑 Part4
個人的に好きなセレブ、テイラー・スウィフトについては、
「彼女はお金がありすぎていじわるになっていった。自分自身を見失っているわ。才能があるので、自分の初心に戻った方が良い。宇宙は人々にこう言っています。『慎ましくあれ。自信を持って』って」
と、リザベスさん。巨万の富を持ちすぎるのはバランス的に良くないそうです。もっと人を助けるために使った方が良いらしいです。テイラーはそれでもたまにファンに大盤振る舞いをしていますが、もっと寄付した方が良いんですね。
リザベスさんが見てやばいと思うのは、チャクラのフィルターに穴がある人。掃除機のフィルターみたいに簡単に交換できません。フィルターが破れると邪悪なものが入りやすくなってしまうとか。ドラッグで捕まった某男性歌手も、
「低いバイブスのスピリットがチャクラからたくさん入ってしまっています。彼を痛めつけている悪いスピリットがいるわ。彼を救うのは大変」とのこと。
スピリチュアル界でもそれ以外でも、人の信頼度はどこで判断したら良いのか、最後に聞いてみました。するとリザベスさんは、
「オーラを感じて見てください。誰かにはじめて会って、フレンドリーな感じがするか、ちょっと引っかかるかによってわかります。自分の感覚を信じてください。また、目を見たくない人の場合は合わなかったりします」と、教えてくださいました。
いろいろな人を霊的にジャッジしてしまい失礼いたしました。私こそ、誰にも目を合わせてもらえない可能性がありますが、これからも精進いたします……。
- レベル ☆☆☆☆
- 口癖 「あの人は波動がまだまだだから……」
スピリチュアルに造詣が深い人は、つい人を波動が高い、低いで判定しがち。優越感に浸る行為も波動的にいまいちなので気を付けたいです……。
- 仲良くなる方法 目が合ったら、なんとなくフィーリングで合うかどうかがわかります。相手と会った時、無意識に自分のお腹とか胸をガードしていたら、自分の中で警戒しているサインです。
平凡社 辛酸なめ子氏 より転載
1974年東京都生まれ、埼玉県育ち。漫画家、コラムニスト。女子学院中学校・高等学校を経て、武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。恋愛、女性の生き方、セレブ、皇室等幅広いテーマで執筆。今回テーマとするスピリチュアルに関する著書・執筆も多い。『女子校育ち』(ちくまプリマ―新書)、『霊道紀行』『天使に幸せになる方法を聞いてみました』(以上、角川文庫)、『女子の国はいつも内戦』(河出文庫)、『大人のコミュニケーション術』(光文社新書)、『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」』(マキノ出版)など著書多数。