私たちが自己啓発&スピリチュアル系から脱出できた理由【元・呪われ女子座談会 part1】その5
価値観が古すぎる
イル香:「ゲス夜会」の後も、チケットをただでもらえるというのではるちゃんとリュウ博士の披露宴的なイベント「神婚のススメ」も行ったんですけど、ふたりがひたすらうだうだしゃべっているだけでした。なんだかスナックでグダグダ話しているのを聞かされているだけという感じ。私は無料だからいいけれども、これにお金払った人かわいそうだなぁなんて思えてきてしまいましたね。私の友だちの方がしゃべりうまいよ、という。そして結局ズク子さんがおっしゃっていること一緒で、彼女の言う「幸せなこと」って、価値観がどうしょもなく昭和なんですよね。恋愛や結婚は確かに幸せなことかもしれないけれども、これは私の幸せとは違うなと思い始めました。さらに「ゲス夜会」のときと同様、客の態度がひどい。指定席であるはずの私の席が荷物置き場のようにされていて、置いた人に声をかけたら「私が荷物置いてるんで!」とにらまれました。
ノジル:推しの品位を下げたり社会に迷惑が及ばないようにファンが自発的に暗黙のルールを作り上げるJ事務所やヅカオタ界とは、どえらい違いですね。
イル香:神婚はまだまだどうかと思うエピソードがあるんです。一部で有名な、はるちゃんによる性器の霊視「御まん託」あるじゃないですか。参加者から抽選で選ばれた人が壇上でそれを受けられるんですけど、はるちゃんが「あなたはすごくいい相手と結婚できる」と鑑定。するとなんと「私、結婚しているんですが……」というオチで。そうしたら「結婚指輪をしていなかったから、見えなかった!」なんて言い訳をしていました。
一同:霊能力は、どこに行ったんでしょうね?
イル香:はるちゃんの結婚相手のリュウ博士も、自分がいかにモテ男かみたいな話をしていまして、違和感ありありです。ファンにモテモテで困って、それを解消するためにはるちゃんと結婚、みたいな話で。
ノジル:それって、ファンにも子宮委員長にも失礼では。
つづく
WEZZY より転載