私たちが自己啓発&スピリチュアル系から脱出できた理由【元・呪われ女子座談会 part1】その4
ノジル:Happy氏のステージといい、教祖様たちってば実物に幻滅されていたら、商売に支障が出そうなものですが。そこはがんばって自分を磨きあげるとかいう方向にはならないのが疑問です。
ズク子:Happyちゃんに関しては多少垢抜けてきたとは思うんですけれども、あの界隈は努力しないで成功するというのをすごく美化するんで、勘違いした「ありのまま」なんじゃないでしょうか。努力したら負けみたいな。
イル香:イベントでは、さらに心屋さんとHappyちゃんのトークが全然かみあっていなくて。ますますこの人たちおかしくないか? と。そんなモヤモヤを感じていたら、いきなり隣の人から蹴られたんですよ。
一同:ええええ……な、なんで!?
イル香:身に覚えはなかったものの、自分がぶつかってしまった可能性もあるので一応「すみません」と謝ったんです。すると「あんた目障りなんだよ」とからまれて、怖くなって途中で帰ってしまいました。
ズク子:イベントの内容だけでなく、ファンの態度にも違和感を覚えるというのはすごくよくわかります! 縄文祭ではHappyちゃんが「朝瞑想するからみんなキャンドル持ってきて!」って呼びかけると、何百人もの女子たちが芝生の上にじかにドンっておいて、火を点けるんです。あのスピ界隈の信者って勢いだけはすごくありますよね。おいおい、火気厳禁じゃあ……。倒れたら危ないんちゃうんかなって。あとは夜中に雨が降り出したときも、多くの参加者が野宿予定でしたから、寒さにざわつきはじめたんです。すると誰かが「体育館あったよね」と言い出し……そこから体育館へとダッシュし阿鼻叫喚の場所取り合戦です。いや~、いろいろひどかったです。
ノジル:芝生の件は、キャンプファイヤーで火を使ったり設営のために重機が入ったことで地盤までも傷つけて問題視され、市と県から原状回復指示が出ていましたね。
つづく
WEZZY より転載