私たちが自己啓発&スピリチュアル系から脱出できた理由【元・呪われ女子座談会 part1】その3
ノジル:でも縄文祭に行くまでは、結構本気でハマっていらっしゃった?
ズク子:マインドコントロールされていた、とまではいきませんけれども、正直「あやかればいいことあるかも」くらいの期待はしちゃってました。楽して稼ぎたい、有名になりたいという甘い気持ちが自分の中にあって、そこを上手くくすぐられましたね。彼女がイInstagramでやっている「朝の瞑想」とかも実践していましたし(笑)。でもHappyちゃんがレムリアとか龍とかよくわからないことを言い出したあたりから、だんたんついていかれなくなり、決定打が縄文祭です。
信者の態度が悪すぎた!
ノジル:なんでしたっけ、Happyさんがテレビ出演されたときお話ししてましたよね。「蛍の光」は、レムリア大陸が沈むときに歌われたというお説。スコットランドもびっくり。
イル香:座談会なのにず~っと人の沼について聞いていたくなりますね(笑)。私は人気ブロガーの子宮委員長はるさんにハマっていました。コンサバティブな会社に勤めているもので、職場で「結婚しろ」とかいろいろ言われるんですよ。それに加えて女性としていろいろ悩んでいた時期に、たまたま本屋で彼女の本を見つけました。子宮が現実を創る! とか子宮に意識を置くと神様とつながりやすくなるとか、すごく楽しくて。そして「本人に会ってみたい!」と思うようになり、トークイベント「ゲス夜会」に足を運びました。
一同:出た、ゲス夜会(笑)!
ノジル:はい、解説マンでーす。ゲス夜会とは、引き寄せブロガーのHappy氏、性格改善カウンセラーの心屋仁之助氏、そして子宮委員長はる氏の3名が2016年に行ったトークイベントです。テーマは「ゲスい生きかた」。会場は目黒パーシモンホール。子宮委員長はる氏の当時のブログでは「3000人を超えるお申し込みをいただきました!」、心屋氏のブログでは「1200席が6分で完売?!」と報告されています。
イル香:トークイベントではまず、はるちゃんの酒焼けみたいな声と下品なトークに驚いてしまって。職場だったら、明日から来るなとクビになるレベルです。それまで自分の中にあった、かわらしいはるちゃんのイメージとギャップがありすぎました。
つづく
WEZZY より転載